KCガードαは、コンクリートの表面に噴霧するだけで、その表面組織を緻密化して高い耐久性を付与します。このことによって、コンクリート構造物の高耐久化を実現し、従来の「適宣更新型」もしくは「対処療法型」から「危機管理型」に移行することが可能です。そして、構造物の供用期間内におけるライフサイクルコスト(LCC)を大幅に改善することが可能です。
KCガードαは、表面含浸工法の中でもけい酸リチウム系(固化型)の含浸剤として開発されました。さらにけい酸ナトリウム等も添加することで、反応型の含浸剤の効果も加わり、より高い表面改質効果を得ることが出来ます。
塗布されたKCガードαは、コンクリート表面から浸透し、含浸材自身が乾燥や化学反応により難溶性の固化物となる事で表層部を緻密化します。
また、副成分としてシラン系材料が混合されていることによって、撥水性も同時に付与します。
コンクリート表面を緻密化し、さらに撥水性を付与することで、無対策の場合に比べて塩化物イオンの浸透を35%低減します。
コンクリート表面を緻密化し、さらにCO2の侵入を阻止することで、無対策の場合に比べて中性化を82%低減します。
防水性能としての透水量および吸水率も大幅に改善することが可能です。
本製品塗布後も外観に変化がないことを試験にて確認しております。
JSCE-K 572 6.4準拠
噴霧器での施工が可能なため、足場を用いての高所や狭所でも安全かつスムーズに作業できます。
また、優れた施工法により全てのコンクリート構造物に適用可能です。
「KCガードα」で表面を処理したコンクリートやモルタルは、初期投資を行うのみで、その品質を半永久的に向上させ、以降はメンテナンスフリー。高い耐久性を保つため、抜群の経済性を誇ります。
・気温が0℃以下の場合は、凍結させないよう注意してください。また、2.5℃以下での施工は避けて下さい。
・降雪降雨時、またはその恐れのある場合は塗装を避けてください。
・飲み込んだ場合は、なるべく牛乳、清水等を多く飲ませ、ただちに専門医の手当を受けてください。
・目に入ったり皮膚についた場合は、十分に水で洗い流し、速やかに専門医の手当を受けてください。